第2回目はセンター試験の日本史にもでていましたが、「厩戸皇子」こと「聖徳太子」です!
みなさんは「聖徳太子」はご存じだとは思いますが、「厩戸皇子」はあまり聞いたことがないと思います。
そこで「聖徳太子」こと「厩戸皇子」の魅力を今日はご紹介したいと思います!
彼は用明天皇の息子で、推古天皇のおいにあたります。
推古天皇の摂政となって天皇中心の政治をめざしたことは有名ですが、彼にはたくさんの伝説があるんです!!
伝説 その①「10人の話を聞き分けられた」
「ある日、10人が皇子に相談に来て同時に話したところ、皇子は全員の言葉をすべて理解し、適切な答えをかえしたという…。それからは豊聡耳皇子と呼ばれた。」
『日本書紀』では10人、『上宮聖徳法王帝説』では8人と、記載に違いがみられるが、同じような記載があるということは、皇子は只者ではなかったのでしょう。
伝説 その②「空を飛んだ」
「諸国から良馬を集めた皇子は、4本の脚すべてが白い黒駒を気に入って飼いはじめた。皇子が馬に乗ると、天高く飛び上がり、富士山をこえて今の長野県まで行き、都まで戻ってきたという。」
これは『聖徳太子伝暦』に書かれており、聖徳太子の伝説として有名で、奈良県の明日香村にある「橘寺」には黒駒の像もありますよ!
伝説 その③「かなりの武術家」
「皇子は物部氏との戦いのとき、四天王をほり、それをあたまにくくりつけて戦った。」
戦争に参加して活躍したことをみるとかなりの使い手だったのかもしれませんね!
ちなみに、その四天王がまつられたお寺は、今の大阪にあります「四天王寺」といわれています。
さらに、剣術で「聖徳太子流」という剣術も存在したということです。
みなさん!
歴史上の人物って本当に魅力的といいますか、ロマンがありますね!
まだまだ「聖徳太子」の伝説はたくさんありますが、今日はこのへんで失礼します!